就活をはじめよう。就活の流れ、やるべき事について解説します。

 就活をこれから始めようと思っている方、はたまた就活が始まっちゃった方へ、就活の流れ、書くフェーズでやるべきことについて自分の経験と反省を基に解説します。

 就活を始める時期については、採用時期が早い会社もあるため、卒業年度の一年度前(学部生の場合3年)の春~夏あたりから始められれば理想的です。私自身は3年の秋から始めたのでそこは反省点です。志望する業界によって時期が重なったり、順番が前後することもあると思いますが、大体こんな感じです。理系の学校推薦や研究のコネ、ビジコンやハッカソンのコネを利用する場合はこの通りではありません。

就活準備

就活資金を準備する

 就活準備として必要な書籍や就活スーツや靴を揃えたり、交通費やカフェ代など就活にかかるお金の工面をすることが必要です。また、生活費をバイト代から捻出している就活生の場合、就活中はバイトがほとんどできない時期が来るのでその時にやりくりできるように貯金しておくことが必要です。

 最悪親に頼ればいいのかもしれませんが、社会人になるということは金銭的にも、精神的にも自立することなので、これを機に”自立”にチャレンジしてみましょう。私の場合、関西と東京を行き来していたので、最もお金のかかった時期で月に10万円ほどかかりました。トータルとして20万円程度かかりました。

スケジュールを調整する

 バイトの予定や講義の予定を考え、時間を就活に使えるようにすることが必要です。教授やゼミの先輩、同期と会話し、どの程度出席しなければならないかといったことを抑えましょう。また就活時期に講義を詰め詰めにしていると、面接に行けないといった事も起こりますし、内定後に卒業不可になるということもあるので、単位はできるだけ1~2年のうちに取得しておきましょう。

ロジカルシンキングを身につける

 こちら、就活初期に行ってもよいのですが、汎用性の高い思考法であるため、就活準備として早めに行うことをオススメします。

就活初期

 ここからがようやく、いわゆる就活です。この就活初期はそこそこ時間もあり、焦りもすくない時期なので、時間のかかることはできるだけこの時期にしましょう。ただし、気が付けばあっという間に選考が始まるので注意です。また(公式に)選考自体は1~2ヶ月先だけどESを提出を比較的早いこの時期から受け付けている会社もあります。そういう場合、早めにESを出してきた会就活生に電話をかけて接触して、選考じゃない面談(実質選考)を持ち掛けてくることもあります。

 チャンスを逃がさないためにも”最悪行ってもいいかな?”と思っている会社のマイページはとりあえず作っておきましょう。早い時期に1つでも行ってもよいかなと思える会社の内定が取れれば精神的にすごく楽になります。

あなたの就活が満足のいく結果に終わることを心から祈っています。

業界研究・業界選び

 まず業界を調べます。業界について調べるには、業界地図を用いて調べることをオススメします。家の都合などで地元の企業しか行かない場合や、そこしか行かないと心に決めた企業がある場合などは不要です。自由に会社を受けることができて、1年で就活を決めようとしている場合は基本的に業界研究は必須です。

 業界研究をして複数、できれば3つ以上の業界を選びエントリーすることオススメします。それは業界によって選考の時期が異なるからです。複数の業界にエントリーすることで本命の企業(群)の前にESや面接を体験することができます。また、本命の企業に落ちてしまった場合、そこからエントリーを新たに始めると会社のランクが大きく下がることにもなりかねません。単一業界のみにエントリーしていると、選考日程がバッティングしてまい選考を受けることができない企業が出てきたりもします。それらを防ぐためにも複数業界へのエントリーは必須です。

自己分析

 自己分析は就活をするうえで必須かというと、必ずしも必須ではないと考えています。というのも、面接やWebテストにおいて企業が求める人物像に自分を寄せていき演じ切ることが出来れば必要ではないですから。ただし、思い描いた人物像について寄せて自分を説明するために自分の経験の棚卸をする必要があります。同じ経験をもとに説明するにしても、合わせたい人物像が異なれば説明の仕方が異なるので複数のパターンを作っておくと便利です。

 本来の理想的な自己分析とは「私はこういう人間(例えば、人の役に立ちたい、直接感謝される事に喜びを感じる人間)だから直接感謝されることが多い貴社の営業職を志望します」といった風に志望動機を考えるためにありますが、それで強い論理的説得材料がない場合は、”こういう人間(人物像)”の方を作り変えればよいでしょう。具体的には、その会社にとって効果的だ(訴求力が高い)と思える志望動機を考え、その志望動機に合わせた人物像を合わせて作っていけばよいでしょう。

 理想的な自己分析はなかなか終わらない人もたくさんいるのではないでしょうか。周りを見ていると社会人になってもわからない人も多く、そもそも仕事に対して自己実現を望んでいない人も数多くいます。”自分の嫌な事はわかるけど、自分の一番好きな事なんてわからない”、そうした場合は逆に自分を合わせていけばよいのです。

 就活における自己分析とは志望動機のためにあるので、志望動機と絡めて比較すると以下のようになります。

■理想的な自己分析:
【私にはこういう経験がある】→【私はこんな人間だ】→【なのでこういう志望動機だ】

■現実的な自己分析:
【こういう志望動機が効果的だ】→【志望動機を説明しやすい人物像を考える】→【人物像の裏付けとなる経験を考える】

 

 結局、自己分析というのは効果的な志望動機に対して説明しやすい人物像を作り、その説明材料を過去の経験から洗い出し考える作業になるでしょう。

インターン(夏)

 いわゆる夏インターンです。インターンのわりに選考がかなり厳しい企業も多く、また会社によってはインターンの評価でそのまま内定が事実上決まることもあります。NRIなどはよく聞きますね。面接や志望動機の練習になるので余裕のある就活生は参加してみて下さい。また早くから就活をしている就活生の仲間ができ、頼りになる情報を得ることができることもあります。

 もしも、インターン選考で落ちたからと言ってもへこむ必要は全くないです。企業によってインターンにそこまで力を入れていない(リソースを割いていない)場合も多く、その場合は本選考よりもかなりの鬼門となることは必然です。たいていの場合、インターンはそもそもの受け入れ人数が本採用とは比にならないほど少ないですから。

OB訪問

 志望業界や志望会社が固まってきたらOB訪問はできるだけ早くに実施しましょう。業界・会社の志望動機のテンプレや、社員ならではの就活生が知っていると面接で強い武器になる情報を教えてくれることでしょう。ただし、簡単に検索したら出てくるようなことは失礼なので聞かないようにしましょう。

 また質問する際には、具体的に自分の意見を述べて相手に尋ねる癖をつけましょう。そうすることで、相手もこちらの意図や勘違いしている点などを指摘してくれ、有意義な質問になります。抽象的な質問には抽象的な答えしか返ってきません。

 OB訪問は大学のキャリアセンターや就活に強いサークルならサークルでOBを紹介してくれるでしょう。また行きたい会社にコネがない場合は、応じてくれる可能性は低いかもしれませんがSNSで探したり、首都圏での学生なら該当企業で働く社員を待ち伏せするなどもできるでしょう。とにかく熱意と行動が大事です。

 余談ですが、大手金融(某大手損保など)では、わざわざマイページからOB訪問を斡旋してくれていました。そういった会社では説明会出席数やOB訪問回数は記録されるため、志望する学生にとってOB訪問は実質義務となっています。それを揶揄して就活スタンプラリーと言われていました。

マイページ開設

 気になる会社のマイページはできるだけ早く登録しておきましょう。ESの提出や説明会の予約は企業のマイページからしかできない場合が(特に大手企業には)多いです。上でも述べましたが、向こうから接触してきたり、リクルーターをつけてくる場合があります。NTT主要5社はリクルータが付いた率が高い覚えがあります。

 リクナビやマイナビが必要な場合はそれらにも登録しておきましょう。私の経験としてはリクナビは多少使いましたが、マイナビは全くもって使いませんでした。そもそも大手企業はネームバリューがあるので、そういったサイトにお金を払って掲載してもらうメリットが少ないですからね。

 

就活中期

 ここからが就活が最も忙しくなるところになります。ここが本当にしんどいですが、ここが踏ん張りどころです、あと少し頑張りましょうという時期です。

説明会

 こちら、たくさんの会社の説明会に行ってみてください。同じ業界の会社に何度か行くと、共通したワードや似たような概念の言葉がでてくるので業界の志望動機の書き方が自然とわかってくるでしょう。また会社によって

1dayインターン(なんちゃってインターン)

 こちら1dayだったり、3dayだったり、インターンというものの全く仕事を手伝わない、なんちゃってインターンです。あっても職場見学とかレベルのものです。これははっきり言ってほとんど内定に直結することはありません。一部の会社、例えばmineoで有名なケイ・オプティコムでは1dayインターンに参加したらリクルータが付いた覚えがあります。

こちらはかなり志望度が高い企業やであれば、参加する程度でよいでしょう。内定に直結することはほとんどなくても、同じ会社を目指す仲間(ライバル)から情報を共有することができます。

会社研究・会社選び

 会社研究、および、受ける会社を選んでいくフェーズです。就活が進むにつれ、説明会や選考の日程が重なってしまい、調整をしてみるも日程が結局あわずにどちらの会社を受けるかといった選択を迫られる事もあるため、常に企業の優先順位は意識して行動することが大切です。

 会社研究では、説明会・各種ランキング・EDINET・Vorkers・みん就・ネットニュース・その会社について書かれた本などを参考に業界での立場・社風・方針について調べていきます。特に志望度の高い会社の場合、その会社について書かれた本というのは一冊読むべきです。面接でそのネタを話すことで志望度が高いことを効果的にPRでき、圧倒的に他の就活生と差をつけることができます

 会社の選び方の軸は人によって全く異なると思いますが私の場合は、平均給与、社会的ステータス、BtoB企業であること、そして自身の大学からの就職実績をもとに選んでいました。またデータで比較し、調べてもわからないことを心配するのはやめようという方針で会社を選びました。

ES作成

 就活の山場の中の山場であるESを作成するフェーズです。面接とともに最も大切なフェーズです。というのもESで書いたネタをもとに面接が行われるからです。ES作成のコツは”書いた内容どれに対して質問されても、志望動機にブレがなくつなげられるようにすること”です。

 結局面接はしなくてもESだけ出すことも多く、取り合えずESを多くの企業に出すことになる人が多いと思います、そのため自己PR文で100文字、300文字、500文字の完璧なテンプレを作っておきましょう。そうするとESを作る手間が大変減るのでオススメです。

 また、残念ながらESの内容を読んで書類選考されることはほぼないでしょう。

面接

 いままでの就活の集大成をぶつける場が面接であり、もっとも就活において大事なイベントです。一発逆転を狙うこともはたまたその反対の結果になることも多いです。面接のコツは、”矛盾の無いよう志望動機につなげられるようにすること“、もちろんハキハキしゃべること、メモを取る際には一言声をかけることといった事は大前提として大切です。また逆質問などの対策も必要です。

内定

 行ってもよいかなと思える会社の内定を取った状態です。ここまでくればその会社より志望度より低い会社はすべて選考辞退することができます。後は内定をもらった会社のうちどこに行くか、就職活動を続けるかどうかを考える時期になります。

 やはり1社内定をとると一気に気持ちが楽になります。私の場合、最後に面接を受けた会社は電通でした。

就活後期

ここからはほぼ就活は終わりです。入社までにあるイベントについて書いてみました。

就職する会社の決定

 選考が一通り終わったら就職する会社を決めましょう。内定を辞退できるのは内定を勝ち取った人だけの権利ですが、あなたが辞退することであなたが辞退した会社に行ける人が増えます。なので、決断したら早めに会社に連絡しましょう。総合商社No1の天下の三菱商事でも内定辞退されることはあり、内定されない会社なんてほぼゼロなので向こうも慣れています。

 たまにすごい罵声や水を浴びさせてくる某メガバン等もありますが、社会人として失格なので相手にしないようにしましょう。人生を決める決断なのであまり罪悪感をもたないようにしましょう。

内定者イベント

 内定者として、次世代の就活生向けのイベントに顔を出すやつ機会があります。完全に人事部のボランティアなんですが、わりといい気分です。自身の経験をもとに時代の就活生にアドバイスします。

入社のための勉強

 会社によっては入社までに特定の資格を取ることが入社条件になっていることがあります。簿記2級だったり、TOEIC(楽天なら800)、FPだったり、情報系の資格だったりを取ることを内定条件にしている会社が多いですね。

 個人的にはTOEICは別として、実務寄りの資格の勉強なんて会社に入ってからでいいと思います。それよりも教養や金融リテラシー、社会の流れに対する感覚を身に着けるために社会人としての読むべき本や興味のある本を読むほうがいいと思います。

 

内定後インターン(アルバイト)

 一部のベンチャー企業などでは、内定後の時期にアルバイトみたいな時給で実際に会社で働く機会があります。強制ではなく選べるところが多いようです。上述した事にも関連しますが、働くことは社会人になればたくさん経験できるので、あまりオススメしません。

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